アカメ釣行記 ②2018年9月 初キャッチ
2018年9月
7月の遠征の手ごたえが消えないうちに3連休を使って高知に遠征。
相方はヒロム。
彼の見た目はひょろい。
然し、ヘビーなタックルを一晩中投げ続ける気概がある。
そんな彼となら、一晩中投げ続けられる気がしていた。
初日
例のボイル祭りがあった港に行くも特に異状なく。
とりあえず一晩粘るも何もなく朝を迎えた。
2日目
小規模河川に移動。
前回のHitパターンを再現するべく橋脚にタコ粘り。
するも今回は何もなく終了。
つかみかけていたヒントも幻だったのか?
落胆し、今回もアカメ童貞のまま帰ることが頭をよぎった。
3日目
小規模河川の橋脚で満潮の地合いを勝負するも不発。
満潮からの下げの流れが強くなり、釣りにならないといつもの漁港に移動した。
そこには先行者が。
そして目の前にアカメがいた。
今釣れたよ。
この時、アカメ釣行で初めてアカメが釣れている所を目撃したのである。
幻ではなかった。
釣れたのは自分がいつも攻めていた所であった。
先行者はもう帰るとのこと。
夢中でスライドスイマー175を投げた。
そして。。。
ゴッ!
その時がきた。
けたたましく鳴り響くドラグ。
今まで体験したことのない暴力的な引きに一人必死に耐えた。
ヒロムは少し離れたところにいたのだ。
必死に寄せるも激しい抵抗。
圧倒的パワーに恐怖を感じながらも丁寧に、少しずつ寄せた。
そして最後の抵抗をいなし、漸く釣り上げたアカメ。
92センチ。9キロほどだろうか。
2018年9月16日、小学生からの夢であった川の主「アカメ」を釣り上げたのだ。
餌釣りなら簡単だったろう。
あくまでルアー釣りに拘り続け、漸く手にしたとき自然と涙があふれた。
ありがとうヒロム。ありがとう浦戸湾。ありがとうアカメ。
三日三晩の最終日、漸く叶ったアカメを手に幸せ気分に包まれたのであった。
【タックルデータ】
Rod:ワールドシャウラ ツアーエディション 1754r-5(Shimano)
Reel:アンタレスDCMD(Shimano)
Line:アップグレードX8 4号(よつあみ)
Leader: オーシャンレコードリーダー 80ld