小笠原育児釣行日記 10月16日 初日 いざ参らん
10月15日
ついにこの日が来てしまった。
北海道1周を無事?遂行することができ、次はどこにいく?という妻。
8月のコロナ感染がピークだった頃で、この状況がいつまで続くのか?と不安になっていたが・・・
せっかくの育児休業。
どうせならいけるところまで行くしかない。
どこがいいか?
海外はさすがに難しい。
かといって飛行機ですぐに行けるところはつまらない。
日本で且つ、普段はいけない遠いところ。
片道25時間。船は1週間に1便。
そうそれは小笠原!
妻はリスクを承知で毎年ダイビングで訪れている。
去年も妊娠が発覚した状態で小笠原にダイビング仲間と行っている・・・
そしてオモックでイソマグロ20kgオーバーを釣り上げている・・・
タックルはワールドシャウラツアーエディション2754にバイオマスター5000C、PE3号、リーダー10号とふざけたタックル。
ちなみに妻が結んだというFGノットは家で引張ったら簡単に抜けた・・・
ギャグマンガのキャラは嫌いだ。
そんなことはさておき、2ケ月前の予約開始から戦いが始まった。
なんせ同じようなことを考える人も多い。
2か月前から予約開始のおがさわら丸の乗船チケットを入手するのがなかなかどうして大変なのだ。
チケット販売開始の朝10時。
妻と自分はネットとスマホを駆使し、電話をかけまくりながらネット予約を試みる。
ネットは当然つながらない。サーバーがひっ迫しているのだ。
そうこうしている内に、ネット上の2等和室は売り切れてしまった・・・
電話をかけ続けること数十回。
妻側の携帯が漸く小笠原海運に繋がったのであった。
そしてここで朗報。ネット上では売り切れていた2等和室、電話予約枠がまだ空いているとのことである。
ラッキー!
そしてすかさずレンタカーの予約に移る。
ここは案外すんなりと繋がった。
我々は当初10月15日から12月頭ぐらいの滞在予定で、1カ月半の長期レンタルを予定していた。
当然、そこそこ料金も高くなるわけだが・・・
なんと、2週間以上のレンタルは1カ月料金と同じ・・・
どうする・・・
といっても特に予定があるわけではない。
ここは滞在を2カ月に延期だ!
というわけで2カ月の小笠原プチ移住が確定したのである。
そして当日朝7時。
目覚ましの少し前にはるちゃんミルクでお目覚め。
前々日に大方の荷物は発送済みのため、1日の船とロッドケースのみ持っていけばよい。
ロッドケースにはこれでもかというほどロッドを詰め込んである。
ベランダの荷物にカバーをし、部屋を隅々まで掃除。
ハルちゃんは空気を読んでウンチを一発。
なんとえらい子だ。
ハルちゃんは一日一回しかウンチしないので本日船ではもうウンチしないのある。
準備をしているとあっという間に9時45分。
配車アプリDidiでタクシーを呼び、足早に竹芝桟橋に向かった。
「忘れ物してないか・・・」
ー「あっ、冷蔵庫に自分の船用の食料忘れた・・・」っと妻。
まぁ仕方がない。これとおんぶ紐も忘れたらしい・・・
予備のおんぶ紐は発送済みだから問題はない。
竹芝桟橋に到着し、PCRの陰性バンドを手に入れる。
乗船者はPCR検査キッドが配布され、前日にPCR検査キッドを竹芝桟橋に持ち込む手筈となっている。
無事問題なかったようだ。
妻は自分の食料を買いにコンビニに。
船客の数はそこそこ。
ダイビングか釣りか。あるいはその両方かという客が多い。
さっそく乗船。
この手の船には伊豆諸島の釣りで慣れたものだ。
早速、妻と乾杯のビールを飲む。
あぁ最高だ。
人生は素晴らしい。
ハルちゃんさまさまである。
25時間の船旅。
寝るもよし、飲むもよし。本を読むのも良し。
電波は東京湾を出るまでと、伊豆諸島の近くを通るまで。
途中つながらないエリアもあるが大体16時ぐらいまで使えるようだ。(ソフトバンク)
飯は持参のカップ麺か食堂。写真を撮り忘れたがラウンジの日替わりカレーも美味しい。
ハルちゃんは船でも人気もののようで、廻りの目も心なしか温かい。
自分は寝たり、散歩したり、本を読んだり、このブログを書いたりとダラダラして過ごした。
なんとなーく揺れ続ける船内は結構眠くなるものだ。
ハルちゃんもやや昼寝多めで夜の寝かしつけに妻が苦戦していた。
もちろん、交代して2等和室でアームカール150回とスクワット150回で寝かせつけに成功。
寝かしつけに関しては妻より圧倒的に上手いと自分では思っている。
そんなこんなで1日目が終了したのであった。