アカメ釣行記 ⑮2020年9月 デカオグルの陣

2021年10月24日 0 投稿者: kodama

翌日。

通称「おっさん泣き」とは違うポイントに入る。

昨日は自分が泣かされた。

満潮の地合い。

ヒロムは昨年伸ばされたジグヘッドの仇を討つかのようにワームで攻める。

自分はちょうど発売になったオグル120、通称デカオグルを投げ続けた。

来ました!

ヒロムがどうやら独り立ちしたようだ。

手にはかわいいサイズのアカメが。

まぁ1匹は1匹。

自分はやらないチニングのようなワームでの釣り。

釣れるは釣れるだろうが・・・

自分はハードベイトで釣る方が好きなのだ。

黙ってデカオグルを投げ続けた。

前日のショックがまだ残っていた。

気持ちを切り替えるためにも投げ続ける。

アカメはこの本流の岩にステイしているに違いない。

デカオグルのリフト&フォールで岩を探す。

根掛りもどきを何回か経験し、ここだなと思えるところを数か所。

ただひたすら投げた。

干潮の潮どまり手前。

轟轟と流れていた川が緩やかになる。

デカオグルの後ろに何かいる。

絶対に視えるはずがない、遥か50m先の闇、デカオグルの後ろに魚の息遣いを感じる。

全集中のリフト&フォール。

フォール中、

ゴッ!

鬼アワセをかます。

この時は四万十本流での釣り。

飛距離が欲しいためFishmanのMarino10.6MHを使用。

竿が長すぎるが故にフッキングが心配だった。

本流の流れに乗り抵抗するアカメ。

なかなかのサイズか。

近くで釣りをしていたヒロムもじっと見守る。

漸く落ち着いたアカメをヒロムがボガ入れ。

人生10匹目のアカメ。95センチをGetしたのであった。

かっこよすぎる魚だ

そしてやはり、フッキングが甘かった。

針は返しまで刺さっていない。すぐに外れた。

この甘さが後悔を招くことになるとはこの時思いもしなかったのである。

四万十のアカメは綺麗だ

【タックルデータ】
Rod: Marino10.6MH ( Fishman )
Reel:カルカッタコンクエストDC 201HG(シマノ)
Line:アップグレードX8 PE 4号(よつあみ)
Leader:オーシャンレコードリーダー 80ld
Lure: オグル120 (ノースクラフト)